高齢者の方は、一般に加齢に伴って動体視力の低下など身体機能が低下する傾向にありますが、これにより自動車等の運転に影響を及ぽす可能性があることを、高齢者の方一人ひとりに自覚していただき、更にそれに応じた安全運転の方法について、個々具体的に指導し、もって高齢者による交通事故の抑止を図るために行う講習です。
  一方、66歳以上の高齢者による死亡事故は、最近、増加が著しく、特に、70歳から74歳までの年齢層の平成12年中の死亡事故件数は、10年前の平成3年と比べて99.4%増と最も増加しています。このような現状に鑑み、この講習はこれまで75歳以上の高齢者に対する講習となっていましたが、平成13年の法改正により、年齢を70歳に引き下げられました。
  講習内容は実際に自動車等を運転していただき、また、運転適性検査器材を用いた検査を行ったりして、具体的に指導をしています。

  免許証の更新を受けようとする運転免許所持者で、更新期間が満了する日における年齢が70歳以上の方は、更新期間が満了する日前3月以内に、講習を受けていなければなりません

  講習の内容は、下記の通りです。講習の時間は3時間です。
講習の方法は、教本、自動車、運転適性検査器材、視聴覚教材等必要な教材を
用いて行います。

  
  〔内  容〕
    ・ 運転者としての資質の向上に関すること
    ・ 身体の機能の状況その他の自動車等の運転について必要な適性
    ・ 道路交通の現状及び交通事故の実態その他の自動車等の運転に
     ついて必要な知識
    ・ 自動車等の運転について必要な適性に関する調査でコース若しくは
     道路における自動車等の運転をすることにより行う検査によるものに
     基づく指導
    ・ 運転適性検査器材を用いた検査によるものに基づく指導


 初心運転者講習の対象
   普通免許、大型二輪免許、普通二輸免許及び原付免許について、免許の
   種類ごとに取得後1年を経過していない者で、その間に違反行為をし、
   政令で定める基準(原則として合計点数が3点以上)に該当することと
   なった者からの申出により行う。

 公安委員会が講習を受けることができる旨の通知を行う。

 通知から1月以内に限り、申出により初心運転者講習を受けることが
   できる。

 指定講習機関において行う場合は、運転習熟指導員が実施する。

 講習については、当該自動車等の運転に必要な技能及び知識について
   行われる。